かいちのたわごと

Sunday, July 02, 2006

問題点浮上中

1.ソーシャルキャピタルは集団とどう異なるのか

A.基本的には同義として捉えることで問題ない。SCはそもそもは地域社会集団的なところから発生。最近ではネットワークとして取り上げる事もある。本研究では両者の視点からアプローチ。

2.本研究で取り上げる集団は規模がさまざま。いったいどこを狙っているのか

A.ミクロからマクロなので全部。

以降は個別に対応分

3.よくわからない、絞ってもらいたい(後の話)はぃ(はぁ)・・・・。

4.ネットワーク変容可能性認知の説明が説明になっていない。なんなのかがよくわからない。そもそも、変容という意味は種々にある。多義的すぎ。

A.本研究では示した3つで考えている。

5.では、変容を考えていない人はネットを使うのか。つまり動機みたいなものではないのか

6.また、他者とかかわることで自己を変えたいという願望ではないのか?

(5.6について)A.本研究では、変容をしたいという意味合いでなく、ネットを使うことで得た、可能性の認知である。

7.研究4での年齢の効果などは無視なのか、なんで?

A.年齢等の効果を入れても(統制しても)、ネット利用が効果をもつことを話したかったから。


8.それを含めた考察をすべきだ。

A.今後の課題とします

質問・コメント2

1.研究3の予測で、自己効力感に負の影響を与える理由がいまいちわからない仮に、可能性認知を効力感としても、可能性認知が全体の効力感に負の影響は考えにくい。まとめで書いてあったことが実際に証明できないか?それだと話はわかりやすい。

A.仮説を詳細に説明した。さらに、適応といっても、安定、安心という意味の適応ならば結合型は正の影響を与えることは考えられる。今回では、より上に向かおうという意味合いでの適応だけに、こういう予測となる。


2.適応=自己効力感ではない。むしろ自己効力感は独立変数であるべき(コメント)

3.Rich~、social com~の説明をしてほしかった

A.はい。

4.研究4でのネット利用の結果の証明であるが、結局解釈のみで話が進んでいる。データとして何か無いか?
A.傍証として用いれそうななデータは存在する。調べてみる。

アドバイス
k1.研究2,3がわかりづらい。概念がもともと多いために扱いが難しい。むしろネットワークの認知よりもサイズ等で話ができるほうが筋が通っていいかも

k2.概念が多いので、ゆっくり整理したプレゼンを行うほうがわかりやすい。

k3.いきなり個人と社会というぜんぜん違うところの話なのでわかりづらい。序論でSC論がすべてを説明するものと先に述べてしまってもいいかも。

k4.全体的に間接的な証拠で議論を進めてしまい、直接的な解明がない。残り時間は厳しいかもしれないが、それをうまく説明するデータがあるといい

s5.橋渡しと結合といっているがどこでその研究をしているのか?わかりやすく

k6.時間が無いために省いたのだろうが・・概念の説明をしっかりさせるといい。1つ1つの概念の説明が軽くなってしまうから理解が困難になってしまうのかも。

k7.結合ー橋渡しーイデ結合的橋渡しについては、表を使うほうがいいかもしれない。Norrisの表など(属性(同質・異質)×イデ(同質・異質))を使ったほうが見やすいよ

s8.集団の規模がどの程度か不明瞭だから具体的な数を上げてみてほしい。

k9.枠組みのモデル図を見せてあげるといい。どこをしているかが理解しやすい。

s10.PCはどちらかというと橋渡しで、ケータイは結合みたいだね。

s11.まだまだ・・・たくさん、ごつごつ感があるが、時間はあるので、少しずつごつごつした部分を削っていってくれ。

まとめ全体的に、研究2,3が問題。
1.可能性認知という概念の難しさ
2.研究4に行く時点で何人かは挫折していた模様。個人の話から社会の話に切り替わったため(後の話で聞いたこと)
3.SCそのものの理解がやはり難しいようである。
4.3年生は授業でSCを聞いていたので、比較的ついて来れたらしい。でも可能性認知・・・はわからんって。